| 本格焼酎の歴史 (乙類) |
日本に登場したのは、15世紀中頃の沖縄と言われています。 当時、東南アジアと交易の盛んだった琉球王国にシャム国(現在のタイ国) から伝来したというのが定説です。16世紀になると鹿児島に上陸し、次第に 九州を北上し、江戸時代になると壱岐や伊豆諸島でも造られるように造られる ようになりました。その後、長い年月をかけて、醸造技術・蒸留技術等が進歩 し、全国的に現在のような本格焼酎が製造されるようになりました。 |
| 焼酎甲類 |
現在では、糖蜜や穀類を原料として製造したアルコール分95%程度の粗留ア ルコールを輸入して、これを国内の、「連続式蒸留機」(連続的に蒸留操作を 行う蒸留機で、1830年頃にアイルランドで開発)で精留して原料用アルコー ルを製造し、加水する場合が多いようです。酒類の中で最も酒室の変化が少 ない酒類で、長期保存に適してますが、直射日光に長時間当たるとアルコー ルが酸化されて刺激臭がする事があります。 |
| 焼酎乙類 (本格焼酎) |
単式蒸留機を用い蒸留を一度だけ行って製造します。「単式蒸留機」には、 常圧蒸留機と減圧蒸留機の2種類があります。常圧蒸留では、 「地上と同じ1気圧」で「もろみ」を沸騰させる為、蒸留液にも多くの香味成分が 移行し、原料本来の風味が豊かな焼酎ができます。これに対し、減圧蒸留は 蒸留機内部の「圧力を0.1気圧程度」まで下げて「もろみ」を低温で沸騰させ る為、原料の風味が穏やかな焼酎ができます。「もろみ」を造るのに、用いる 麹菌は、白麹菌・黒麹菌を使用しますが、現在では清酒で使う黄麹菌を使った 本格焼酎も醸されています。 |
| 米焼酎 |
米を主原料に醸された本格焼酎で、熊本県人吉地方の「球磨焼酎」を初め 各地で醸されています。減圧蒸留による香味が穏やかなものから、常圧蒸留 による香味が豊かなものまでいろいろなタイプがあります。 |
| 麦焼酎 |
大麦が主原料とした本格焼酎で、長崎県の壱岐が発祥です。大分県をはじめ 、全国各地で生産されています。減圧蒸留やイオン交換樹脂で処理した香味 が軽いタイプと、麦に由来する香りが豊かな常圧蒸留したものや樫樽貯蔵をし たものもあります。 |
| いも焼酎 |
サツマイモを主原料とする本格焼酎で、サツマイモの甘い香りとほのかな甘み があります。鹿児島県と宮崎県南部が主産地です。常圧蒸留した香味が豊か なものが主流ですが、まれに減圧蒸留した香味の軽いタイプのものもあります |
| 黒糖焼酎 |
鹿児島県の奄美諸島でのみ醸造が許可さてている本格焼酎で、 黒糖(さとうきび)を主原料にした本格焼酎です。黒糖の甘い香りがします。 常圧蒸留したものが主流ですが、減圧蒸留したものや長期貯蔵したものもあり ます。 |
| その他 |
くり・じゃがいも・里芋・山芋・とうもろこし・酒粕・米ぬか・等いろいろな原料で 醸した本格焼酎があります。 |
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